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富岡製糸場 世界遺産 イコモス [メディア&ニュース]

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新たな世界遺産が日本から誕生でしょうか。

イコモス(国際記念物遺跡会議)が、

群馬県の「富岡製糸場」を

世界文化遺産への「登録」を勧告したと、

文化庁が4月26日に発表しましたね。

例年4月末から5月初めにかけてに

連絡が入るのが、通例だったようで

ちょっと早い連絡に、関係者には

うれしいドタバタだったようです。


今年6月にカタールで行われる

代38回ユネスコ世界遺産委員会で

正式決定となりますが、

イコモスの勧告があった場合、

委員会ではすんなりと

認められる可能性は高いそう。


イコモスというのは、

ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関であり

各国が推薦している遺産が、世界遺産へ登録するに

値するのかを調査する機関です。


イコモスが、

日本の近代化による世界への仲間入り、

絹産業の技術革新の礎となった。

と評価する富岡製糸場は

1872年(明治5年)に、西洋からの最新技術を

導入し、明治政府が設立した。

日本初となる本格的な機械式製糸工場です。

1930年には、日本の生産する高品質な生糸は

世界市場の8割を占めるまでに

成長したそうです。

富岡製糸場は、昭和62年に操業停止しました。

115年間です。

昭和62年というと、そんなに昔ではないですよね。

ついさっきまで稼働していたかのようです。




「あゝ野麦峠」の作品に描かれた

農家の娘たちの女工さんたちの

悲惨な面が強調された

苦難の話が脳裏に合って

貧しい家庭の女子が、

半ば強制労働のように働かせられた

といったイメージを持っている方も

多いようですが、

富岡製糸工場の女工さんは

旧士族の娘さんなどが多かったようです。


また、当時としては画期的に充実した

労働環境だったようです。

定休日や、労働時間が決まっているうえに

食費・医療費や制服など福利厚生も

しっかりしていたそうです。

当時は世界的にも最大規模の工場であり、国営ですから

今なら、就職希望ランキング上位に並んでいる

企業的なものだったのでしょうか。


世界遺産に登録されることでの

デメリットを上げて

反対意見を言う方もいますが、

世界に誇れる遺産があるという事を

単純にうれしく思ったニュースでした。







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